会社の経理が行っている仕事とは
会社の中でも重要な仕事である経理ですが、一方でどんな仕事なのか分かりにくいという人も多いのではないでしょうか。
経理の仕事は一言でいえば、会社の全てのお金の動きを全て帳簿に記載すること、です。
会社は、営利を目的として設立されていますから、その活動は、全てが売り買い、つまりお金のやり取りとして記録することが出来ます。
商品や原料の仕入れや販売は当然お金が動きますが、従業員に払う給料や、光熱費、出張代、接待代、などなど、会社の動きは全てがお金の動きなのだと言い換える事も可能です。
これらを帳簿に記載すると、どうなるかというと、この帳簿を基に、資本家は会社に対して投資を行うかどうかを考える資料とするのです。
これが資本主義を支えるベースとなるのです。
また、帳簿を基にして、国家は会社に対して税金をかけます。
これが現代の国家を支える基本となるのです。
つまり、単純に会社の家計簿を付けるのが経理の仕事なのではなく、現代社会を支えるための屋台骨になる仕事をしているのです。